しあわせポン

小さな良いこと、おすそわけ

日常生活で気軽に瞑想する

瞑想は、心にも身体に良いと言われます。仕事疲れ、人間関係の煩わしさ、こういった日々のストレスを解消し、気持ちをリセットする効果が、瞑想にはあります。

しかし、瞑想のために、特別に時間をとるのも、忙しい私たちとしては、なかなかできることではありませんよね。1日30分、気持ちを落ち着かせて座禅を組む、なんてことができたら最高ですが、ちょっとそれは贅沢すぎます。むしろ、毎日必ず瞑想の時間をとること自体が、ストレスになってしまいそうです。

私も、そんなスペシャル瞑想タイムを作るのは、ちょっと無理です。そこで良い方法を発見しました。やり方は、簡単です。

 

ヒゲソリをします(笑)

 

私の場合、フェザーの安全カミソリを使っているのですが、これでヒゲを剃っている時間が、瞑想をするのにとても良いのです。ヒゲを剃る動作に集中し、それ以外の雑念をできるだけとばします。ヒゲソリの重みとか、ヒゲの感触とか、そういう身体感覚をゆったりと味わって、だんだんと思考をなくしていきます。

上手く剃ろうすら、考えなくてもいいんです。ただただ、剃ることに意識を集中させる。そうすると、ある段階から、とても澄んだ気持ちになっていきます。

日常的に行っている動作なら、どんなことでも、このやり方で瞑想ができますよ。たとえば、歯磨きや、皿洗いなどは最適です。単に階段を上るだけでも、それに集中すれば、瞑想になってきます。太ももに力が入る感触を味わってみてください。

特に皿洗いは、良いです。蛇口からそそがれる水の感じ。洗剤を使って、キュッキュッと皿を磨く感じ。こういった感触を、ていねいに、ていねいに味わっていきます。とても気持ちがいいものです。だんだん三昧境に入っていきます。

そういうこともあって、最近、私は積極的に皿洗いをしていて喜ばれているのですが、実は家族のためというより、自分のためだったりします。皿洗いをリラックスタイムにしていることは、内緒にしておいてくださいね。